2008-11-08

お伊勢詣り→ゆの里→お伊勢詣り



10月下旬に行ってきました。専門の同級生で、一白水星相性ばっちりのS先生と一緒です。ちなみに私は四緑木星。
いっぱい思うことがあって書けずにいましたが、やっとゆっくり時間を取れたのでご報告〜。
当初は、伊勢→湯の里(高野山の麓)→熊野大社、那智の滝→名古屋から帰宅という計画を立てていましたが、途中国道の崖崩れで熊野には行けませんでした。地元の子供たちは、学校へ舟を出してもらって通っているとか。
そして山道をなめてはいけないと痛感しました。地図ではたいしたことない距離も、、くねくね山道ドライブではなかなか進まない〜。
お伊勢さんも、「熊野はゆっくり行きなさい」と言ってくれたのでしょうか。
あのまま疲労困憊ドライブを続けていたら、危険だったかもしれません。そして帰り着けなかったかもしれません。

初日は夜遅くに伊勢に到着して、なんとかラストオーダーぎりぎりで夕飯ゲット。
伊勢があんなに静かとは、びっくりです。ご飯にありつけてホッとしました。

次の日は5時くらいに起床して早朝お伊勢詣りです。
何人かの患者さんに朝一が良いと聞いていたのと、私たち二人が頼りなかったのか、お伊勢詣りの仕方が書いてある本を貸してくださった方のおかげで、早朝の伊勢神宮の何とも表現し得ない雰囲気、空気感を感じることができました。
今思うと、そこから人の輪が廻っているような気がします。
外宮、内宮ともに、鳥居の中に入ると、ピーンと張りつめたような静かな世界があります。
まわりの世界で何が起ころうとも、そこだけは変わらずに永遠な感じです。
五感が研ぎ澄まされる感じがして、確かに神様はそこにいる(いてもおかしくない)と感じました。
この神様たちは八百万(やおよろず)の神で、とても人間的で、人間の営みを愛してくれているように思いました。
他の宗教のようにやってはいけないことや、食べてはいけないことがあるわけではなく、何でも許容してくれるような気がします。

この後、「ゆの里」に向かいます。
ゆの里は高野山の麓にあり、そこから出るお水を治療室で扱っています。
今回はそこでの情報交換会に参加することが目的の旅行です。

高野山は神仏両方と縁ある、世界的にも稀な場所です。
丹生都比売神社をふくむ参詣道は世界遺産になっています。
そんなこともあり、日本古来の神様は、なんでもウェルカムなのかな?なんて思ってしまいました。
私はクリスチャンですが、宗教は人間が幸せになるためにあるもので、日本の神様スタイルはとっても素敵だと思います。
私もウェルカム人間になるぞ。

「ゆの里」ではたくさんのお話を聞くことができましたが、何よりも素晴らしいのは、お話しした方が皆さん個性的でかつ親切だったことです。
お湯に浸かりながら、確実に人の輪が廻って繋がっていくのを感じることができました。
「ゆの里」に行くことになったのも必然、S先生と一緒だったのも、伊勢に寄ってから行ったのも、そしてこれから出会っていく人と起こることも全て必然的なことなんだろうなと素直に思いました。
だから自分の感性を研ぎすませて、フィーリングを大事にしていかないとね。
もちろん成長しながらね。

その翌日は丹生都比売神社にお詣り。早朝に味をしめた私たちはこの日もめちゃめちゃ早起きです。
(早起きが苦手なのが嘘のように良い目覚め)
そして高野山を通るルートで有名な吊り橋に向かったら、ああ、崖崩れ。
相当ハードな山道を頑張って行った後だったので、かなりショックも大きかったです。
正規ルートで行ってたら早く気づいたはずなのに、不運でした。
色々考えましたが時間もなかったので、伊勢に戻ることにしました。
のはずが、鳥羽まで行って、漁港で知り合ったおばちゃんに本当は生では食べさせないそうな牡蠣を剥いてもらっていただき(おばちゃんありがとー)、魚介を食べられるお店を聞いて、伊勢エビ、アワビ、焼き牡蠣を堪能。
結局、熊野に行けなくて良かったんじゃない?ってことになりました。
その後、再びお伊勢詣り。
ハプニングもありましたが、無事に楽しい旅行をさせてくださってありがとう。

今回の旅行では、パワースポットでパワーをもらい自分をバージョンアップ、素敵な人の輪を実感し、ハプニングがあっても楽しくいられ
ることがわかり、とっても為になること満載でした。美味しいものもいっぱい食べたし。
神様も美食らしいですが、美味しいものを、楽しい人と一緒に食べられることが一番の幸せですね。

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