今日TVで見ました。
〜乳がん治療のエキスパート 患者と向き合う命の現場〜
聖路加病院の乳腺外科医 中村 清吾先生の話です。
彼が向き合うのは女性の人生。
医師からの目線だけではなく、患者さんの人生を見つめるその姿に、
本当にその通りだなと思いました。
そして、チーム医療の大切さを感じました。
医師以外の医療従事者との関係が、患者さんのケアをする上でとても重要です。
患者さんの訴え、患者さんのしたい生き方は、医師が思うものとは異なる場合があります。
それを受け止め、理解することを大事にしている。
それは、挫折から学んだそうです。
苦しい思いをなさったことでしょう。
その思いが、今は人を生かしている。
本当の意味で「生きること」を大切にしているその姿勢に胸を打たれました。
乳がんは、昨今、早期に発見できれば90%は完治する病気です。
医療機関での検診はもちろんですが、自己検診も重要です。
<自己検診の方法>
●鏡に向かって両手を挙げ、左右の乳房をチェック。
→乳がんがあると引きつれるので、手の挙がり方に差ができる。
●石けんをつけ、指のひらで少し力を加えてすべらせるようになでる。
→しこりはコツンと指のひらにあたる。
●脇の下の一番くぼんだ部分をしこりがあるかチェック。
中村先生のお父様は鍼灸師で、患者さんの言葉に耳を傾けていらしたことを尊敬していたそうです。
お父様の遺された言葉
「灸は身を灼くにあらず、心に燈をともすなり。」(ともすの漢字が出ませんでした)
素敵な言葉です。
そこで鍼は何だろうと考えました。
さしずめ
”鍼は身を破くにあらず、心の支えなり。”
でしょうか。
2009-06-10
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