先日、和歌山県橋本市神野々にある『ゆの里』に行ってきました。
Rapha治療室は『ゆの里』のお水「月のしずく」や、そのお水を使用した化粧品等の販売代理店をしています。
「月のしずく」は弘法大師にゆかりの深い高野山麓、神野々の里に湧く地下水「金水」と、その深層1187mより湧き出るミネラル豊富な温泉水「銀水」をバランスよく融合させて生まれたミネラルウォーターです。
ここでお水についてのお話。
水は食べ物と同じように、また、それ以上に人体を構成するものとして重要なものです。
身体を構成する水分は、体重の約60%を占めている。
例えば、60Kgの人の体液の水分量は36ℓになる。
このように、細胞レベルまで考えると、摂取する水の質にも気を使いたいものです。
今回の勉強会で、
スーパーやオフィス、家庭にあるウォーターサーバーの水で、逆浸透膜で作った水「純水」にはミネラル不足という問題があることや、それを補うためにミネラルを加えようとするが、健康を維持できるように加えるにはまだまだ課題があること、
長時間蒸留水を飲み続けるとだるさを感じたり、お腹を壊しやすくなることを学んだ。
ミネラル成分がゼロだとすれば、いくらきれいな水とはいえ、体内での浸透圧の調整ができないうえに、体内酵素の力をゼロに近づけるため、健康には悪い水になります。
水の大飲み大会で死亡した例もあるそうです。
人間は機械ではないので、「きれいな水」ではなく「ミネラルをバランスよく含んだ水」が必要です。
さらに、出回っているミネラルウォーターには陽イオンのミネラルだけが足されて、見掛け上バランスが良くなっているものが多く、本来ならば陽イオンと陰イオンのバランスにまで気を使われるべきであることがわかった。
陽イオンだけ多いお水は交感神経を高め、不眠や内臓機能低下を引き起こし、逆に陰イオンが多すぎると副交感神経を高めアレルギーや免疫力低下になりやすいらしい。
陽イオン 1 : 陰イオン 2
が良いバランスとのこと。
そして、人工的にそのバランスを作ることよりも、自然の恵みによってできあがった水を飲むことをお薦めします。
昨年も泊まったのですが、宿泊施設のみにある、金水、銀水、銅水の混合水のお風呂が私の大のお気に入りで、良くも悪くも「つなぐ」作用があるらしく、また「まわる」作用もある気がしました。
昨年ゆの里に来てから、運命が廻っていくのを感じます。
私の印象では、とても柔らかく体が軽くなるお湯なのですが、人によっては強く感じたり、ぐるぐると回ってしまうという方もいるみたいですね。
ここから、またスタート。
一年に1回は来て、身も心もきれいにしたいものです。
<ゆの里でのイベント~能・狂言を楽しむ夕べ~>
平成22年1月29日(金) 午後14時開演