2008-09-11

鍼灸、アロマテラピー(オイルマッサージ)

“未病治”って知っていますか?東洋医学の基本理念です。
現在の西洋医学の発達は、目覚しいものがあります。もちろん、病を治すということは非常に大切なことです。
ただ、大きな病となる前に、自分自身の自然治癒力を引き出し高めることによって元気になることができたら、素晴らしいとは思いませんか?

例えば、“カゼを引く”というと悪いことのように思われがちですが、カゼを引く体力があるということです。体力のない方や重病の方はカゼを引いて熱を出すことができません。季節の変わり目に軽く引くことによって、体もその気候の変化に対応できるようになるのです。
また、体調がおかしいとか、少しの痛み、だるさ等は、軽いうちなら感じないよりは感じた方が良いのです。全然疲れを知らない体は、感じる力が鈍くなっていることが多くあります。感じる体になって、自然と調和しながらバランスよく長生きできたら良いですね。

<鍼 はり>
脈の状態を診て、それに応じた経穴(ツボ)を用いて全身の調整を行います。中国漢方の古典を現代に応用しています。
また、必要に応じて局所へも行います。
鍼は全てディスポーザブル(使い捨て)です。
「鍼って痛いの?」と聞かれますが、無痛、もしくはチクッとする程度です。痛くすることが目的ではありません。
気の流れを整え、血流を良くし滞っているものを流したり、筋緊張を緩めたり、痛みを和らげたり、免疫力を高めたり、体質改善したりと様々な効果が得られます。
また、恐いという方無理にすることはなく、刺さない鍼もあります。

<灸 きゅう>
冷えは万病の元と言いますが、まさにその通りで、患者さんにご自覚がない場合も多々あります。
熱いのを我慢するのではなく、心地よい熱さを感じてもらいます。
痕がつかないような方法で行います。

<アロマテラピー(リンパドレナージ)>
オイルでのマッサージです。リンパ管を開き、リンパ節に向けて老廃物を流します。
患者さんの症状、精神疲労、ストレスに合わせて個々に精油(エッセンシャルオイル)を配合します。
ベースのオイルにはハーブを漬けてあり、より効果を高められるようにしています。

施術内容は患者さんによって異なります。
運動法、按摩や指圧を用いることもあります。

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