2009-07-23

メンタルの病を防ごう 「日経ビジネス Associe」の記事 続き

「プレッシャーが続くと、脳が疲労し、メンタルの病になる危険が高まる。
しかも、病気の定義が曖昧で、表れる症状も様々なのでつい見逃しがち。」が副題。


「メンタルの病は脳や心、行動に関する不調をすべて含んでおり、各々の関係が分かりにくい。
うつ状態、自律神経失調症などに区別しても、前者は「気分の落ち込みが激しい」、後者は「手に大量の汗をかく」「動悸がする」といった表面に出ている状態を分けているに過ぎず、脳内に起こっている根本的なメカニズムは十分解明されていない。」


「メンタルの病は、脳が疲労している時に起きやすい。脳はすべての活動の司令塔。そこに疲労がたまってくると、正しい指令が出せなくなり、自分の意志ではコントロールできない自律神経を通じて、様々な症状が表れてきます。」


「西洋医学は良くも悪くも対症療法を中心としている。一方、東洋医学では人間本来の治癒能力を高める。
全身のツボに鍼を打ち、マッサージを施すことで、血流や神経の働きを良くし、体全体のバランスを改善する。未病時に対処することで、メンタルの病を防げる確率は高い。」


睡眠障害が発病のシグナル
「朝起きて頭がすっきりしているうちは大丈夫。しかし、寝ても疲れが取れない、朝早く目が覚めてしまうことが多い、起床後、頭がぼーっとしている時は要注意です」

亀田 高志氏と、西村 太一氏による。


ここからは私の意見。
ビジネス誌に載るほどメンタルの病はメジャーになっていて、困っている方が多いということですね。
未病という言葉が浸透するのも、健康な体があってこそ、バリバリと働けるという意識の高い方が増えているからです。
地位のある方、ビジネスの出来る方は、自己管理能力にも長けていて、病となる前に防ぐという考え方がしっくりくるのでしょう。

景気や事業展開にも似たような考え方が必要と思います。
良い状態の時に悪い状態を想定して対策を立てる。
悪い状態を少しでも感じたら先手を打つ。
悪い状態でこそ、力が試される。もありますね。

体も同じです。自分で感じ取りましょう。
感じ取れる自信がなければ、プロに任せるのも手です。

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